今年度の実績を振り返ってみる

さて、３月年度末ということで、今年度の実績を振り返ろうという気分になりました。私はこういうことをしていますという紹介も兼ねまして。

１．勤め先の学習支援事業継続＆来年度も受託決定

私は現在、認定NPO法人キーパーソン21という所に所属しており、某区で川崎市の委託事業である「生活保護受給世帯の中学生向け学習支援・居場所づくり事業」を受託して運営しています（詳しくはこちら）。

平成26年度が初年度で、私も企画から入って提案書を作ったり仕組み作ったり、教室運営して実績報告書を出して…とやっていたのですが、2年目になる27年度も無事に継続受託が決まり、運営を継続しました。つい先日、再度プロポーザル（提案のプレゼンテーション）がありまして、来年度も引き続き、ということが決定しました。ありがたい。ボランティアの皆さまの力強いご支援もあり、あたたかい教室づくりができています。

私個人としては、前職を病気退職してプー太郎もいいとこだったのを拾って頂いて、不安定な体調の中からの出発。団体には非常にご迷惑をお掛けしながらも大変大きなチャンスを頂いたな、と思って取り組んできました。それが形となり、実績が出てるのは本当にありがたい話だなと思っています。

２．新規学習支援系事業のローンチに再度関わる

上の学習支援に引き続き、今年度は自主事業としての学習支援教室開講や、川崎市市長お墨付きの寺子屋事業の新規参入に関わりました。事業内容の企画はもちろんのこと、ステークホルダー毎にコミュニケーションの取り方が違うのだなあ、とか事業を通して、学校の方、ご寄付者の方、行政の方、NPO職員…と、いろんな「人」の関わり方を見ることができたのは勉強になりました。ひとつ言えることは、子どもに対する熱い思いは皆一緒で、教育に関する事業に関わる方々は皆情熱と愛情を持った真摯な方ばかりだなあ、ということです。

３．教育プログラム開発に関わる

私の夢はこれまで200個ぐらい思いついたか、修正されたかしているのですが、そのうちの一つである「教材開発」が叶う形となりました。団体が実施しているプロジェクト内で使用する教材の企画に関わり、中身の提案と最終化まで手がけました。ある目標を達成するために既存のアプローチに囚われず、柔軟に手段を提案していくのは楽しいことだなあと心から感じました。

４．演奏活動を始める

アンデス地方の民族楽器であるケーナを大学時代から吹いていたのですが、自分でライブするというのはほとんどやったことがなく、今年度はいろんな方の後押しやご協力を得て、演奏活動を行いました。ライブへの出演は１ヶ月に１回ペースでできたらと思っていましたが、恐らく２０回ぐらいあったのかなと思います。その中には長年憧れていた六本木ノチェーロさんでまさかのソロライブ。

Vuela a ti 2015/6/11 (Live at 六本木ノチェーロ)

自分が表現を行う、音楽という営みに参加して、音楽を作っていく立場の強烈な難しさと楽しさに直面した1年でした。なぜ私が演奏するのか、なぜこの楽器を演奏するのか…演奏者として舞台に立つ、というのは常にそんな問いを投げかけられる、ものすごい現場です。その時々のいろんな答えやいろんな思いを、その時にしかできない演奏として作っていく、という営み。鮮烈です。これからも、ちまちまと続けていくつもりです。

５．15kg痩せる

病気退職の負債でもあった体重増加。諸々のきっかけと事情が重なり、遂にダイエットに踏み切りました。これまで何度も失敗してきたのですが、今回は実績を出しつつあります。人生初の快挙です。嬉しいのでこの話は誰が断ろうとまた詳しく書きます。痩せの過程で、朝から晩まで動けるようになり、お昼の眠気も無くなって非常に健康状態が良くなりました。たぶん人生が変わったと言っても過言ではないぐらいの変化です。

６．カフェラテが飲めるようになる

上のダイエットの副次的な効果で、コーヒーが飲めるようになりました。ブラックは無理ですが、ミルクが入ればOK、カフェラテは大好きになりました。元々コーヒー嫌いで匂いからしてまずムリ、という人だったのですが、今では家で美味しいカフェラテを作れるようにぽつぽつと練習したり調べ物したりしています。コーヒー業界は奥が深く、私なんてまだペーペーなのですが、それでも楽しいなあと感じています。

そんな１年でした。本当はあと１件あるのですが、もう少ししたら書きます。ともかく濃密な１年で、挑戦と挫折と成功が入り混じったすごい年でした。

ちなみに2016年の目標は「痩せる」「風邪をひかない」です。今のところどちらも順調なのでがんばります。